先生と呼ばれて、私は…
生徒:「鈴木先生~!!(ネルの本当の名字)」
ネル:「……。あっ!俺のことかぁぁ!!!」
ご無沙汰しております。4年ネルです。教育実習にいっております。冒頭のくだりは実習初日の出来ごとです。自分が「先生」と呼ばれるのは、慣れないものです。
GMS学部は英米文学専門よりも英語をたくさん勉強いる(らしい…)こともあり、英語の学部ではありませんが英語の教員免許を取得できます。「うちの学部は教師になれるくらいは英語やっていないよなー」と思いながら、気がつけば教育実習に行かせていただくことになりました。実習にいってみれば、「ほら、みろよ」と英語に困ることばかりです。4年間英語を学問的に勉強してきたわけではないので、やはり普通の英語の先生とは教授力に差があるなと感じました。
そもそもの自分の授業は失敗ばかりで、毎時間心が折れそうでしたが、生徒から「先生がやりたかったことは伝わったよ!」と毎日慰めの
言葉を頂いておりました。

私が主に教えていたのは中学1年生。以前、内山教授が「英語は学年が下がれば下がるほど教えるのが難しい」と仰っていました。自分の実力の無さもありますが、確かに難しいと思いました。何が難しいのかと言えば、一つはギャップです。中学1年となれば新聞だって読むことができます。高度な言語内容を理解できる段階に入っているのに、英語の授業では「これはペンです」っていう内容をやっています。つまり、扱っている内容が生徒の心と学力の成長とかみ合っていないのです。だからといって、英文法も英単語も初級レベルなのに、政治経済の話なんて扱うことはできません。そういった点に気を付けて授業の展開・内容に工夫をすることが求められます。英語教師になるならば、そこをもっと大学で研究しておけばよかったと、ただただ後悔しております。

実習生として満足のいく成果を残すことはできませんでしたが、最後にそんな思いを払拭する出来事がありました。それは実習が終わる最後の日、クラスの子たちからサプライズ・プレゼントを頂いたことです。私が中1のときは実習生に何か最後にしてあげるということはなかったので、諦めていました。予想は外れ、すてきなメッセージ・ノートを頂きました。生徒38人の思いが嬉しくて、嬉しくて、どうしようもなかったです。もらったとき本気で泣きそうになりましたが心の中で「ネルは泣かない、ネルは泣かない」と自分に言い聞かせて、なんとか乗り切ることができました。「ありがとう」の一言だけでは、私の本当の感謝の気持ちは伝えることはできません。自分の語彙の少なさに、こういう時こそ気付かされます。うまくは伝えられないから、たくさんの「ありがとう」を伝えたいと思います。

明日、あいさつのために実習校に行くので最後の日も泣かないように、笑顔で「ありがとう」と生徒に伝えたいと思います。
卒論全く手を付けていないネルでした。ヤバイ…
- Published:
- 6.6.10 / 9pm
- Category:
- The チャレンジ!
