鉄ドル、鉄子、鉄ママ
こんにちは、トレインです。
最近、関東の駅では女性の駅員や車掌さんをよく見かけませんか?
実際に駅員の女性の割合は顕著に増えています。一般的には知られていませんが、鉄道会社の現業職(駅員・運転士・車掌・設備・土木など)は、24時間勤務(会社によっては48時間勤務)なので、女性は働くことができませんでした。しかし、男女雇用機会均等法の施行で、女性でも鉄道会社の現業職として働くことができるようになったという背景があります。

近年の鉄道業界は、少子高齢化から鉄道事業収益の減少が予想されています。そのため、鉄道会社は商業施設やレジャーなどへ収益基盤のシフトを余儀なくされています。また、定期券を使わない鉄道利用の促進や他業種展開に伴うイメージ向上の為に様々な、ソフト面での取り組みが行われています。
そんな中、鉄道業界は「鉄道と女性」に関わる事柄が増えています。A鉄道では、駅や路線に女性のアニメキャラクターをイメージキャラクターとして起用。B鉄道では「鉄道アイドル」と呼ばれるタレント使ったトークイベントを開催しています。最近では「鉄子」と呼ばれる鉄道好きの女性も増えているそうです。また、「鉄ママ」と呼ばれる主婦も急増し、各鉄道会社が親子向けの鉄道イベントを開催しています。
女性が関係するイベントやキャンペーンがかなり増えてきた一方で、鉄道車内での痴漢問題は深刻です。「女性専用車両」も当たり前になり、利用されている女性が数多くいます。また、混み合った列車は怖いと思っている女性も多いと思います。“鉄道”に距離が近い女性が増えている一方、“鉄道”から距離を取ろうとしている女性が増えているのも事実。

鉄道会社は民間企業ですが、「鉄道」は社会インフラストラクチャーです。どんな方でも、同等のサービスを提供できる姿が今も今後も求められます。今後の鉄道会社をはじめとした日本社会の課題だと改めて思ったトレインでした。
- Published:
- 12.29.10 / 9am
- Category:
- チューチュートレイン
