発車メロディと復興支援

どうもトレインです。昨年、私は「ご当地発車メロディにおけるシティプロモーションの有効性」について研究しました。この研究を通じて、改めて、駅構内に10秒も流れない発車メロディの潜在的能力の高さに強い期待を持ちました。

発車メロディは1998年に誕生して以来、まだ約12年しか経っていない歴史の浅いプロモーション媒体です。列車のドア開閉の注意喚起で導入された発車ベルが発車メロディに変わり、今では「プロモーション機能」を期待する動きも活発になってます。発車メロディの強い点は、駅利用者全員に発車メロディを発信できること。駅空間というある意味半閉鎖的な空間で、駅利用者のアテンションを聴覚で訴えることは難しくなく、複数のプロモーション媒体と相互補完する形で機能すれば、より効率的に発車メロディの潜在能力を引き出すことができると思います。
この先、自治体や企業がご当地発車メロディを申請する件数はもっと増えていくと思われます。

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そして先日、この「発車メロディ」を用いた興味深い復興支援サイトを見つけた。
 
「あなたの駅の発車メロディを『上を向いて歩こう』にしませんか?」
http://shinsai.yahoo.co.jp/sukiyaki/
 
坂本九さんの「上を向いて歩こう」という曲、皆さんご存知だと思います。
震災からこの曲を聴く機会も増えました。この「上を向いて歩こう」を全国の多くの駅が発車メロディとして流すことで、駅と駅を、そして人と人を繋げていこうというプロジェクトです。このプロジェクトによる収益金は今回の地震で被害を受けた三陸鉄道に寄付されます。発車メロディを用いたこのような支援は今までで初めてです。このプロジェクトは、主は鉄道事業者に向けたものですが、他にもオークションなど一般の方も参加できるものがあります。是非、サイトをチェックしてみてください。

発車メロディの新たな可能性を感じたトレインでした。