花の島、走った。

日曜に沖永良部島から戻り、東京の寒さにふるえている、かなともです。

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エラブ出張の目的は、4月稼動予定のICTシステムの委員会に出席することと、離島コミュニティと地域メディアの調査。今回開発された三つのシステムはどれも使いたくなるような汎用性の高いもの。これからの利活用が鍵。

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また調査は主に参与観察が中心。期待以上にいろんな人たちと出会い、お話をきく機会を持つことができた。
朝から午後3時くらいまで芋ほり、それから海で貝取り、そして夕方からまた芋堀するおばあちゃんのパワーには圧倒された。
「うちおいで、貝見せるよ」と人懐っこいのに、「化粧してないから写真はダメよ」という。
そうそう、ジャガイモ堀に本土からボラバイトに来ている若者たちにも会った。口もきかずに黙々とジャガイモ堀していた。徳之島でちょっとだけ芋掘り体験したから、どれくらいキツイか想像できる。
今回の調査で研究課題の答えが少し見えてきた気がする。これからデータを分析していくのが楽しみ。

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さて、1年半前に沖永良部に来たときに出会ったミキちゃんと再会することができた。
ミキちゃんは東京出身の24歳。2年前に農業をやりたくて沖永良部に単身渡り、自分で農家を見つけ、今はそこで花栽培の修行をしている。
私が初めて彼女に会った時、まだキャピキャピした女の子だった。
今回会ったとき、彼女の話す言葉がエラブ訛りになっていることに気がついた。
「向日葵作りたいって言ったら、じゃあやってみろって。向日葵作りに挑戦してます」
日焼けした笑顔で話すミキちゃん。
「今はサーフィンに凝ってて朝6時半から7時半まで海行って、それから畑行くんですよ」

彼女が農業を始めようと思ったのは、アフリカで今でも続いているFGMについて本で知り衝撃を受けたことがきっかけ。
発展途上国の役に立つために農業を学ぼうと思ったらしい。
これからも沖永良部で農業を続けると言う彼女。「でも50歳になったら発展途上国行きますよ!」と今でも夢は持ち続けていた。

滞在中にフラワーフェスティバルが開催されたが、ミキちゃんは“えらぶゆり観光大使”としても活躍。
「Iターン者として大変でしょ?」つまらない質問に、「頑張れば何でもできますよ」とキラキラした目で答えてくれた。
彼女の移住に反対していたご両親も今では応援しているらしい。
好きな道をすすんでいる姿はカッコイイ。それにしても人生いろいろ、面白い。

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日曜の朝、島では第29回花の島沖えらぶジョギング大会が開催された。
私も参加。本当はハーフマラソンに出たかったけど、肉離れで痛めた足が不安で5キロにした。
この日ジャガイモ収穫の真最中。でも農家の人たちは手を休め道路に出てきて応援してた。素直に嬉しいね。
赤ちゃんからお年寄りまで千人以上の島民たちが参加するこのスポーツ大会は、まさに島民による島民のためのイベント。島民のコミュニケーションを促してくれる大事な機会であることを実感。

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走った後は家族や仲間でわいわい。私は今回知り合いになった大里さんが作ってくださったおにぎりや豚足をご馳走になった。

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何と、遠くからの参加ということで遠来賞を頂いた。賞品は向日葵一箱。花が咲いた頃に贈ってくれるらしい。今から楽しみ♪
そして、気になる成績はというと、5km女子(私の年代クラス)で3位。うふふ、やった!
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それにしても今回の出張、本当に実り多くそして楽しい旅だった。
来年も絶対走るぞーっ。