徳之島のメディア報道

一昨日、口の傷口を抜糸したので、昨晩は久しぶりの外食。
桜海老と春キャベツのペペロンチーネ(@Smile)はホ~ント美味でした♪
べーやん、ゆーた、ダイゴさん、付き合ってくれてサンクス!

さて、先週の日曜、私かなともが徳之島に出張したのは皆さんもご承知のとおり。
ゼミでも少し話したけど、それはそれはすごい数のメディアが徳之島に集合。
ローカルTV,新聞はもちろん、TBS,フジ、日テレなどキー局がメインキャスターや報道班を引き連れて取材。上空には報道ヘリが3機、すごい音を立てて飛びまわっていた。
この小さな島にこれほどメディアが集まったのは、昔の保徳戦争以来じゃないかな。
メディアの目的はもちろん、「普天間移設反対市民一万人集会」。
その背後に、普天間移設の結果が現政権の退陣にもなる大きな問題であることは言うまでもない。

今年、私の離島調査の対象が徳之島。その島でこんな大きなイベントが起きたら取材に行くのは当然。
急遽週末の仕事を全て延期してもらい、口の傷が癒えないまま、徳之島に飛んだわけ。
2月に行った時と島の様子は変わっていた。いたるところに張られている「No Base」「基地反対」のポスターがそれを物語っていた。

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それにしても島民の6割にあたる1万5千人の集会はすごかった。
マスメディアの連中に混じって私も取材撮影。2月に長寿・子宝のシンポジウムに参加した関係で知り合った伊仙町の大久保町長や集会で司会をした丸野氏に取材ができたし、島民の方たちの声も聞けた。

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当日はもちろん、翌日からメディアが今回の徳之島の反対集会についてどのように報道するのか注目。
とくに安藤裕子や膳場貴子ら大物キャスターが自ら取材したものをどんな風にまとめるのか、すごく関心があった。

新聞の多くは比較的中立的なトーンが大半。出来事の背景と集会の様子、取材した人のコメントなど。
当日夜のTV報道も同じような感じ。
注目したのは、翌日のスーパーニュースの安藤さん。両論併記が基本のマスメディアが、賛成反対の両派に取材するのは当然。ただ、最後の締めが「結局見えてきたのはどちらの派も、政府の対応の遅さに不満があるようです」だった。なんなの、この終わり方は?!
一方のNEWS23クロスの膳場さん。賛成派インタビューが中心。最後に島民の大部分が反対の中で、賛成派の人たちが声を上げることができない状況を強調。賛成派を「隠れキリシタン」と表現していた。沈黙の螺旋からすれば、その現象は当然。むしろ隠れキリシタンって言葉、使うところ違うよね?!

大物キャスターらによるフィーチャーストーリー的な取材だったので、期待していただけに、報道の陳腐さに正直ガッカリ。。。
それにしても、公安まで入った状況で、この程度の取材しかできないことが情けない…ほんとに…
集会前にNHKクローズアップ現代で徳之島の普天間移設問題について偏向報道をしたとして、NHKの制作スタッフが謝罪したばかり。

島を二分してしまう様なことをメディアが助長することは避けなければならないのに。それ以前に取材が浅すぎるし。今回のメディア報道問題についても、研究の中で報告するつもり。

でも、一番悪いのはこんな移設案を出した人なんですよね。

徳之島の島民たちが口々に「基地問題が自分たちに降りかかって初めて、基地があることについて真剣に考えた。自分たちが良ければいいじゃなくて、沖縄のことも同じように考える必要がある」と言っていたのが印象的であったし、そのとおりだと思った。

どこに基地を置くか、ではなく、日米関係、国家安保、平和教育など、もっと根本的な問題を考える必要があると改めて強く感じた出張だった。

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どちらにしても、徳之島に早く平穏な日々が戻って欲しい。