市民メディアだ、地域メディアだ!
昨日は一日メディアについて話す日だった。
午前中、今月20~22日に開催されるTOKYOメディフェス(正式名称:第七回市民メディア全国交流集会)のプレス会見。
実行委員の下村健一氏、白石草氏、岩本太郎氏、日隅一雄氏、そして私の5名で会見に臨んだ。

会見に出席した中には、朝日新聞、TV東京、共同通信、東京新聞など、大手メディアの参加者もいて、なかなか良かった。
そうそう、わが慶應かなともゼミOBのボブも記者として参加くれた。サンクス、ボブ!
そんな中で、各メディアから質問が集中したのは、「日本版FCCに関する政策提言シンポジウム」。
このシンポでは、民主党議員にも参加を呼びかけているから、関心が高いのも当然だろう。ちなみに、プレス会見後の共同通信ニュースは以下のとおり。
通信・放送行政の独立性を議論 市民メディアが民主議員と
インターネットなどで情報を発信している「市民メディア」の関係者らが集い、東京都内で20日から開かれる「TOKYO メディフェス2009」の実行委員会が9日、記者会見し、期間中の22日に民主党議員を招いてメディア政策についてシンポジウムを開くことを明らかにした。
民主党は7月にまとめた政策集に「(テレビ局の免許などに関連する)通信・放送行政を総務省から切り離し、独立性の高い『通信・放送委員会(日本版FCC)』を設置する」と明記。
実行委によると、政府から独立した機関が担当することを評価する声がある一方で、報道内容の監視強化につながるとの批判もあり、日本版FCC構想を議論するシンポを計画した。
実行委は「日本版FCCに市民メディアもかかわっていけるよう提言したい」としている。
イベントは20~22日、東京都渋谷区で開かれ、約千人が参加する見通し。「衣・食・住+メディア」をテーマに、映画上映や講演会などを予定している。(http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090901000575.html)
メディア各社からの質問を聞きながら、全国に100以上の市民メディアやコミュニティメディアが活動しているのに、相変わらず社会的な認知が低いことを感じたのと同時に、マスメディアがメディアの現状について意外に知らないことも分かった。
これまでの市民メディア全国交流集会でプレス会見をしたのは、たぶん今回が初めてだけど、やるだけの意義は十分あったと思う。
さて、夕方からは、あるジャーナルでの誌上座談会。テーマは「地域メディア」。
出席者は、三鷹市長の清原慶子氏、京都ラジオ放送の町田寿二氏、NPO法人地域魅力の田中美乃里氏、そして私の4名。司会は、読売新聞の福士千恵子氏。
一度お目にかかりたいと思っていた清原市長。
もともと、メディア専門の学者(私の大先輩ですしー)でいらっしゃっただけあり、政策におけるメディアの位置づけは明確だし、活用も先進的。市長自らこれだけメディアに精通している自治体も珍しい。話上手なだけでなく、聞き上手でもあるのも、首長としては稀有かも。
町田氏は調査でもお世話になっているし、田中氏は一緒に活動をしていることもあって、座談会はとても活発で楽しかった。
先週、開催された地域メディア研究会で、地域メディア実践者たちの何とも言えない「もやもや感」が浮かび上がったわけだけど、成功事例が少なくても、地域メディアに対する期待はいっこうに衰えない。
やはり地道に地道に継続していくこと、それ以外にないのかもしれない。
座談会後の立ち話で、「ラジオに出た人たち、これまでに2千人(2万だっけ?)くらいになるんですよ」と町田さんがおっしゃってた。
地域メディアって、例えば取材するために、その人が地域の人とどの位会ったり、しゃべったり、見たり聞いたりしたのか、そういった活動そのものを産んでいくモノなんじゃないかと思った。
地域メディアに関わることで生まれた沢山の小さな活動の総和が、最終的に地域の活性化となったり、コミュニティの紐帯の強化となったりするのかもしれない。
帰りがけに、田中氏行きつけの飲み屋で一杯。

まぐろのから揚げ。美味!
「やっぱり美味しいものが一番のメディアだよねー。誰もが幸せだもんね」
かなともでした♪
- Published:
- 9.10.09 / 10am
- Category:
- かなとも事
