ノー・ファー・デモ行進

朝晩だいぶ寒くなりましたね。うちの猫たちも夜はぴったりくっついて寝ています。かなともです。

さて、昨日私は都内で行われた『毛皮反対デモ行進』に参加しました。
秋冬のファッションとして、洋服、バッグ、靴、帽子などに使用されている毛皮。
見た目にはおしゃれかもしれませんが、その生産実態は残酷極まりないもの。
多くは中国の毛皮工場で生産されていますが、殆どは生きたまま皮を剥がされ、死んでいきます。たぬき、キツネ、うさぎ、犬、猫….

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今年も夏の終わり頃から「今年はリアル・ファーがおしゃれ」という広告を随分と目にしましたが、これは沢山の動物たちが私たちの「おしゃれ」のために犠牲になることを意味しています。
人間は生まれてから死ぬまで、数えきれないほどの動物や植物の命を犠牲にして生きています。せめて、無用な殺生はやめたいものです。おしゃれというエゴのために罪のない動物を犠牲にすることは、もってのほかかと。

今回デモに集まったのはおよそ500名。若い人たちもたくさん参加していました。
そうそう、私の「NPO/NGOとメディア」の履修生で、授業で毛皮問題の社会変革キャンペーンをやるメンバーが数名参加していました。

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デモは、渋谷公園通り、宮益坂、青山通り、表参道、明治通り、そして、渋谷と、毛皮のファッションがウィンドウに飾られている、まさにファッションのメッカを2時間かけて行進しました。

「毛皮をやめよう」
「毛皮を買うのをやめよう」
「毛皮を売るのをやめよう」

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こういったデモ行進、どれだけの効果があるのか、良く問われます。
その時だけ時間が経てば忘れてしまうのでは、という人もいます。

大切なのは同じ思いを持つ人たちが集まって声を挙げていくこと。
その声を少しでも多くの人たちに伝えていくこと。
結果として、人々の毛皮に対する認知、価値観を変える動きへとつなげていくことです。

実際に沿道で見ていた人が「私も」といってデモ入っていました。
拍手をくれた外人もいました。立ち止まって写真を撮っている人たちも結構いました。
自分が持っている毛皮をバッグにしまった人もいました。
配布するチラシを真剣にみてくれる人たちもいました。

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日本は動物福祉に関しては世界でも有名な後進国。
毛皮の問題は、日本のファッションメーカーの意識、何よりも私たち消費者の姿勢が問われます。
まずは何が起きているのか知る。知ったうえで、「それでも買うのか」「それなら買わないのか」、消費者に選択させる必要があるでしょう。

そして、根本的に日本の動物福祉が遅れている大きな問題は二つ。
そういった教育が学校でされていないこと、そして、マス・メディアがとりあげないことです。
これは、これまでの環境問題、人権問題などと同じです。世界から取り残されそうになって初めて動く。これではねえ...

日本が真の先進国になるまでには、まだまだ時間がかかると感じた一方で、参加した多くの若者たちをみて少し希望を感じた一日でした。