ツイッターじゃなくて、ツイクスター

今日読んだ本の一冊が『なぜ若者は保守化するのか』。
著者は「パラサイト・シングル」という言葉を生んだ山田昌弘氏。

東洋経済に書いてたものを一冊にまとめたもので、あっという間に読んでしまう。
現象として読めばすごく面白いが、教育に従事している者としてはかなり考えさせられる。
今の若者たちがつくっていく日本ってどうなるのか。

2010030918132

昨日の毎日新聞に、「日本化する世界」と題した記事があった。
パラサイト・シングルという現象は日本だけでなく、他の先進国でも急速に増えているという。
ちなみに、似たような呼び名がどの国にもあるのにちょっと驚いた。
例えば、記事によると以下のとおり。

「バンボッチョーニ」(イタリア:両親と同居している青年たち)
「キッパーズ」(イギリス:両親のポケットの中で退職金を食いつぶす子供)
「ブーメラン」(カナダ:出戻り)
「ツイクスター」(アメリカ:青年と大人の間)
「ネストホッカー」(ドイツ:巣ごもりする人)
「タンギー症候群」(フランス:映画のタイトルから)、
「ママホテル」(オーストリア)
「カンガルー」(韓国)

アメリカでは大人になりきれない若者をツイッターならぬ、ツイクスターというらしい。モラトリアムとはちょっと意味が違う。韓国のカンガルーという呼び名も笑える。
成人しても親と同居する若者が増えている最大の原因は経済的要因らしい。
同居しているからといって、家族のつながりが強いかといえば、それは違うように感じる。
でも、弱いかといえば、それも違う気がする。

日本、そして世界で、このままこういった家族が増えた社会ってどうなるんだろう。
有効な政策は何もでてこないし。かなり不安だ。

興味のある人は、是非読んでみてね。かなともでした。