映像のフィジカル
こんにちは、ゆーたです。
カフェ記事を書くのは久しぶりですね。
最近「ゆーた最近何してるの?」とよく同期にも言われるので、カフェで少しだけ近況を報告できればなぁと。
僕が今やっていることは、がっつり勉強&少し映像制作。以上。笑
体力と集中力を総動員して、楽しく元気にやってます^^
その辺りについてはまた次の機会にでも。
さてさて、そんな毎日を過ごしている訳ですが
1人でずっと引きこもっていると段々鬱になってきます。
息抜きを兼ね東京都写真美術館で行われている第4回恵比寿映像祭に行ってきました。
今年のテーマは 「映像のフィジカル How Physical」

どういうことかというと、映像として構成されるものは物質(フィジカル)。
それらを制作者が撮影・編集してゆきます。
今回は本質的な「フィジカル」部分にそれぞれの作品を通し迫って行くことを大きなテーマとして掲げられ作品が集められています。
昨年のテーマは「白昼夢 Day Dream Believer」であり、昼間見る夢だけにCGによる合成や演出が強く現れ独創的なものが多かったのですが、
今回は普段私たちが日常生活の中の風景を想起させる作品が多か印象です。
例えば、マライケ・ファン・ヴァルメルダムの「イン・ザ・ディスタンス」は、描かれているのは、日常どこかで見かけるようなベンチに座った老夫婦のやりとり。
遠くで見ているだけでもなんとも微笑ましいです。
しかし、そんな日常の何気ない風景に見えていても、カメラが被写体にどんどんと迫って行き、日常では見る事ができないベンチの真下という画角から一発撮りで撮影をしてゆくのです。しかも全くブレません(笑)。
どうやって撮影したのか僕には検討もつきませんが、このような作品から感じるのは
「日常の中で非日常を作り出すことが映像には可能だ」ということです。
映画にしろドラマにしろ、フィクションの場合ある程度「型」が決まっている中で
それぞれに合わせて表現されてゆくことが一般的ですが、「イン・ザ・ディスタンス」では
完全に日常と見まがうような情景の中で、こちらの予想を超えたカメラや構成などのパフォーマンスをやってのけるのです。
日常なのか、非日常なのか、新たに制作者が創造した世界なんだと割り切るしかありませんでした。
他の作品では、普段僕らが駒伝でも使っているカメラのフレームを正面・左・右と三方向から同時に撮影したものを3スクリーンで同時に見せるというもの。
撮影自体はシンプルですが、視野が非常に広く、且つ時間や構成のロジック自体も後半になるにつれ非日常の世界へと突っ込んで行き、理解が追いつかなくなる程遠のいて行きます。
以前何かの授業で「カメラは身体の延長である」という話を聞いた事がありますが、ここまで際立ってに表されると「確かに」と言う他ありませんね。
視覚を拡張したり、自分自身の想像の世界を共有できるような形で可視化し、そこに音が加わったりと本当におもしろいです。
今回僕が感じたことは僕だけのものですし、見た人それぞれが違った感じ方をするのも、また映像のおもしろさですよね。

こうした機会に触れてゆくと、今までの自分の世界が崩れ去り、新しい世界が生まれる感覚があります。
きっとこの感覚は映像をやっている人如何に関わらず大事な体験になると思います。
就活を頑張っている3年生は息抜きに。
プロジェクトを頑張ろうと思っている2年生は新たなアイディアを見つけに。
是非、興味が少しでも沸いた方は行ってみて下さいね。
今回の映像祭は2月26日まで東京都写真美術館でやっています。しかも無料です♩
以上、無事に卒業が決まりほっとしている、ゆーたでした!
- Published:
- 2.16.12 / 11pm
- Category:
- 映像制作
